日本基督教団 南甲府教会のブログ記事
2024 03/17 10:30
2024年3月17日(日)「時は今」 大木正人牧師 イエス様の有名な言葉に「一粒の麦」という言葉があります。「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ」という言葉です。この言葉は同じヨハネによる福音書12章24節にあります。「死ねば、多くの実を結ぶ」というのはショッキングな言葉ですが、イエス様は...
2024 03/10 10:30
2024年3月10日(日)「ナルドの香油」 大木正人牧師 今わたしたちはイースター(復活日)を前に、イエス様の最後の日々を覚える受難節のときを過ごしています。受難節は、イースターに先立つ、イエス様が復活された週の初めの日である日曜日を除く40日のことです。先ほど読んだ個所ではイエス様が亡くなる一週間ほど前にあった出来事が語られています。...
2024 03/03 10:30
2024年3月3日(日) 「神のパン」大木正人牧師 「群衆は…イエスを捜し求めてカファルナウムに来た」(24節)。おびただしい数の人たちがイエス様の後を追いかけてやって来たようです。彼らがイエス様を捜したのは、この個所の直前にあるように、「大麦のパン五つと魚二匹」で何千人もの人たちを満腹にしてくださったからです(12節...
2024 02/25 10:30
2024年2月25日(日)「吟味し、悟れ」 大木正人牧師 先週2月18日の礼拝と研修会では、旧約学者でもある中村町教会の小友聡牧師を通して「コヘレトの言葉」を学びました。印象に残ったのは、「コヘレトの言葉」で繰り返される「空しさ」は、無でも空でもなく、「束の間」という意味だということです。旧約時代の平均寿命が40代に満たないことを考える...
2024 02/11 10:30
2024年2月11日(日)「主こそ王」 大木正人牧師 「あなたが信じている神様とはどのような方ですか」と尋ねられたら、どのように答えるでしょうか。先ほど読んだ詩編には、そうした質問に答えるのに役立ついくつもの言葉が記されています。揺るぎない「救いの岩」、「すべての神を超えて大いなる王」、天地の造り主、羊たちを養い導く羊飼い、頑な心を退け...
2024 02/04 10:30
2024年2月4日(日)「起き上がり、歩きなさい」 大木正人牧師 今日の聖書の個所には「38年も病気で苦しんで」いた人をイエス様が癒されたことが書かれています。この出来事があったのはエルサレムの城壁に設けられていた「羊の門の傍らに」あった「ベトザタと呼ばれる池」の「回廊」です。この池は「ベテスダ」とされることもある、縦約120m、横約5...
2024 01/21 10:30
2024年1月21日(日)「実のならないいちじくの木」 大木正人牧師 新約聖書の最初の三つの福音書にはイエス様が語られたたとえ話が約60収められています。イエス様のたとえ話は実に巧みで読む者をハッとさせます。今日のたとえ話はわずか4節からなる短いものですが実に印象深い話です。 このたとえ話をイエス様から聞いた当時の人たちは、そこで語ら...
2024 01/14 10:30
2024年1月14日(日)「忠実なよいしもべ」 大木正人牧師 わたしたちをお救いくださる神の御子イエス・キリストは、およそ30歳の時に公の活動を始められました。そして3年もしくは1年という大変短い期間で神様の救いとそれに関わるわたしたちを告げ知らせ、教えられました。 イエス様はそれを「神の国」という言葉で示されました。「国」とは言って...
2024 01/07 10:30
2024年1月7日(日)「主の言葉に従って」 大木正人牧師 2024年最初の礼拝の今日は神様によって新しい歩みを始めた一人の信仰者の物語を読んでみます。先ほどの聖書の個所には「アブラムの召命と移住」という小見出しがあります。原文には小見出しはありませんが、そこに書かれていることのおおよそ内容がこれによってわかります。ここにはアブラムとい...
2023 12/31 10:30
2023年12月31日(日)「ベツレヘムの星」 大木正人牧師 教会の暦では12月25日の降誕日から8日目の1月1日は、幼子にイエスという名前が付けられた命名日、1月6日は東の方からやって来た占星術の学者たちがイエス・キリストにお会いしたとされる公現日です。エピファニー、栄光祭とも呼ばれます。ここからキリストのことが広く告げ知らされたとさ...